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【木銃との出会い】


戦時中の物かと思われます。木銃の肩当部分には西原分會と刻印されております。

私は木銃を見た瞬間、お客様に、もしいただけるならば大事にしますので、とお話いたしましたら快く私が受け継ぐことでご承諾いただきました。木銃は現在では銃剣道に使用されており、昭和31年には全日本銃剣同連盟が結成されて、戦前の戦技的内容を完全に払拭して、しかも古来伝統武道の真髄を継承し新しい競技となっているようです。

私自身初めての木銃との出会いに、戦時中のお客様のご先祖様の姿を想像することができ、ただ単に不動産の売却をするだけでなく、お客様の歴史に触れることができる醍醐味に、更なる感動を覚えました。これから15年もするとおそらく戦時中の経験をお話できる方々も少なくなってしまうことでしょう。少しでも過去の歴史に触れるものがあれば、色々な書物やインターネット等を通して知ろうとすることはできるのではないでしょうか。

木銃との出会いは私自身の仕事の取り組みにも大きな変化を及ぼしそうです!





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