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【志を得ざれば再び此地を踏まず】

更新日:2023年5月8日

1896年(明治29年)9月に、19歳の英世(野口英世)先生が医師の資格を取る試験の受験のため上京する際に自宅の床柱に刻んだ言葉です。

野口英世記念館を訪れた際にとても感銘を受けました!

英世先生が、そもそも医師になろうとしたきっかけは、1歳半の時に囲炉裏に落ちて左手に大火傷を負い、小学校時代の小林教頭先生や同級生等の同情を誘い手術費用を集める募金等が行われたことにより、当時会津若松にて開業医をしていたアメリカ帰りの渡部鼎先生の手術を受け、不自由ながらも左手の指が使えるようになったことに感激し医師を目指したようです!境遇と人との出会いは素晴らしいですね!境遇と出会うこと⁉でその後の人生が大きく変わることは皆様にもあるかと思います!私自身は、小中高と自分の部屋がなく、大きいお家で自分の部屋が欲しいという気持ちをずっと持って育ちました。そんな中、両親が家を建てたのは、なんとも私が大学進学で家を出てからでした!(笑)正直その頃は、いい家も自分の部屋も下宿部屋の4畳半になっていたので既に価値観が、どんなに狭くて汚くても、家族の皆が楽しく元気に生活できればいいに変わっておりました!但し、いざ就職する際には、子供の頃の心の穴埋めをするかのように気づいたらハウスメーカーに就職しておりました。(笑)そこではお客様の要望度外視⁉で玄関のニッチ造作や、和室の造作等、自分が住みたかった理想像をお客様にお勧めしていることも多々ありましたし、小学生、中学生や高校生の子供様がいるときは必ずお部屋をプランに取ってあげていましたね!(笑)特に誰かと運命的⁉に出会った訳ではありませんが、当時、恥ずかしくて友達を家に招くこともできず、自分の部屋があったらどんなに良かっただろう~という境遇が今の仕事の原点となっていることは間違いないですね!

ですので、今となっては仕事の原点ともいうべきそのような環境を提供してくれた親や、その仕事でお世話になったお客様や上司や先輩、同僚や後輩にも大変感謝です!

あ、あと一つ言い忘れましたが、お施主様の娘様であった妻と出会えたことにも、もちろん感謝です(笑)!

今後も、なかなか英世先生のようにはなれないですが、自分なりに一生懸命不動産業を全うしたいと思います!


英世先生の生家です!

当時大火傷を負った際の囲炉裏

英世先生の床柱へ決意の言葉!




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